運命の王女をさがして
使用人も同然の娘が、ある日とつぜん、東欧のシンデレラに。ジョアンナ・リンジーが贈る珠玉のロイヤル・ロマンス!
両親を知らぬまま、幼くして酒場の夫婦に引き取られたターニャは、毎日のように杖で打たれてこき使われてきた。20歳になった今では身を守るため、美しい顔立ちに老けた化粧を施して店に出ているが、ある日、立派な身なりの紳士たちが現れて思いがけないことを告げる。自分たちは東欧の小国から来た国王と護衛で、ターニャこそ行方知れずの王女──そして、王の許嫁に違いないと。 もちろんターニャには信じられない話。しかもその中の一人、顔に傷のある悪魔のような魅力の男はゆうべ、ターニャを娼婦と間違えて買おうとしたのだ!
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著者紹介ジョアンナ・リンジー著者プロフィール
ヒストリカル・ロマンス界の中で最も人気のある作家の一人で、NYタイムズ紙のベストセラーリストでも1位を飾るほど。