星夜とあなたに守られて
甘さとスリルが交錯する最新刊登場! この世で一人きりで生きてきた彼女は、その日、初めて人の温もりを知った──
両親を知らずに育った天涯孤独のラミー。所持品を通して相手の心に繋がる特殊な力を持つ彼女は、様々な事件捜査に駆り出されていたが、力を使うと心身がひどく消耗してしまうため人里離れた場所でひっそり暮らすように。そこに現れたのが、石油帝国に君臨するカレブ・デヴェローだ。妹を誘拐された彼は、半ば強制的にラミーに妹を見つけさせると、憔悴したラミーに去り際約束した──この借りは必ず返す、と。それから1年後、ラミーはある男に命を狙われるようになっていた。絶体絶命の中、脳裏に浮かんだのはカレブの言葉だった。
-
著者紹介マヤ・バンクス著者プロフィール
幼いころからロマンスを愛読し、作家になることを夢見ていた。10代になると毎日ノートを持ち歩き、想像のふくらむまま過激な愛と情熱の物語を書き続けるようになる。現在の話は、そのときのものほど過激ではないが、ロマンティックという点では引けを取らない。今やNYタイムズのベストセラーリストで1位を獲得する、押しも押されぬ人気作家。