美しい標的
ロマンスの女帝リンダ・ハワード、華麗なる本格ロマンス。地味な社長秘書に、男の本能はかきたてられる??
著者:リンダ・ハワード /
訳者:岡聖子
訳者:岡聖子
どんな女性もなびく容姿と話術を持つ、会社副社長マックス・コンロイ。ある日彼は、買収先の社員に近づいて情報収集するという内偵役を務めることになった。標的はクレア・ウェストブルック──男っ気のない独身の社長秘書で、人目を引くタイプでもない。きっと簡単に落ちるだろう、と踏んでいたマックスだが、その自信はクレアと知り合った直後に脆くも崩れる。冷静な物腰に、無表情だが印象的な瞳……彼女のまなざしは、マックスにまるで興味がないと告げている。思いがけず彼は、仕事を超えた男の闘争本能をかきたてられた。