美しい標的
ロマンスの女帝リンダ・ハワード、華麗なる本格ロマンス。地味な社長秘書に、男の本能はかきたてられる??
どんな女性もなびく容姿と話術を持つ、会社副社長マックス・コンロイ。ある日彼は、買収先の社員に近づいて情報収集するという内偵役を務めることになった。標的はクレア・ウェストブルック──男っ気のない独身の社長秘書で、人目を引くタイプでもない。きっと簡単に落ちるだろう、と踏んでいたマックスだが、その自信はクレアと知り合った直後に脆くも崩れる。冷静な物腰に、無表情だが印象的な瞳……彼女のまなざしは、マックスにまるで興味がないと告げている。思いがけず彼は、仕事を超えた男の闘争本能をかきたてられた。
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著者紹介リンダ・ハワード著者プロフィール
アラバマ州生まれ。少女のころから書くことが大好きで、自分の楽しみのために作品を書きためてきたが、1980年、30歳で作家デビューを果たした。以降、情熱的なロマンスを中心に多くの作品を発表し、アメリカをはじめ世界各国で人気は高まる一方。とくに彼女の描くヒーローは世界中の女性をとりこにしている。現在も生まれ故郷のアラバマ州に夫とともに暮らしている。