マイ・ラブレター
癒しの作家シャロン・サラ待望の最新刊。死ぬかもしれない──そのとき心に浮かんだのは、涙がかれるまで愛した彼の顔。
ロサンゼルスで暮らすベスは、元恋人ライアルを忘れられずにいた。ベスの一家が逃げるように故郷を去って以来10年、ライアルとは会っていない。泣いて問いつめても両親は転居の理由を教えてくれず、彼に手紙を出しても返事はなし。いつしかベスも二人の関係は終わったと納得する他なかった。そんなある夜、追憶に浸りながら月を眺めていたベスは、向かいの家で起きた殺人を目撃してしまう。犯人に存在を知られ、命を狙われたベスは、ライアルがいる遠い故郷に戻ろうと決めた――そこで待っていたのは10年前の哀しい真実だった。【ベスト作品コンテスト2013年下半期 第6位入賞作】 【紙書籍のカバージャケットにて、主人公名表記に誤りがありました。読者の皆様ならびに関係者の方々に、深くお詫び申し上げます。】
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著者紹介シャロン・サラ著者プロフィール
オクラホマ生まれ。存在感のあるキャラクターと刺激的なプロットを得意とし、各紙ベストセラーリストの常連。実生活で様々な葛藤を経験した彼女の作品は、エンターテイメント性の高いサスペンスの中にも人間への深い愛情が込められている。作品で人を癒すことが最大の喜びと語る。ダイナ・マコール名義でも多くの作品を著し、ひと味違った作風でファンを増やしている。