公爵シルヴェスターの憂い
愛を知らぬ公爵の花嫁候補は、よりによって彼を嫌う令嬢だった— ヒストリカル・ロマンスの祖 ジョージェット・ヘイヤーの代表作
著者:ジョージェット・ヘイヤー /
訳者:後藤美香
訳者:後藤美香
結婚になど微塵も興味のない公爵シルヴェスター。そんな彼もついに公爵家継承のため妻を娶る決心をする。花嫁候補令嬢のリストをつくり、母親にその中から選んでもらえばいいと安易に考えていたのだが、母は愛を信じようとしない息子に驚き呆れ、意外な令嬢を推薦してきた。亡き親友の娘フィービだ。彼はフィービと面会するため出向くが、彼女が求婚を拒絶して行方をくらましたと聞いて、怒りと同時になぜか好奇心を抱く。容姿より知性がまさっていると噂に聞く令嬢フィービには、何かとんでもない企てでもあるのだろうか……?
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