燃えつきた絆
ビバリー・バートン不朽の名作! 15年の歳月は多くのものを私から奪った―ただ一つ、彼への愛だけを残して。
ディアナはある決意を胸に15年ぶりに故郷へ戻った。当時17歳だった彼女は恋人ルークとの仲を家族に引き裂かれそうになり、追いつめられていた。ついにある日ディアナの父親とルークがもみ合いとなり、悪夢のような事件が起こる──彼女の目前で父親が亡くなったのだ。ショックで前後の記憶を失ったディアナは犯人の汚名を着せられたルークを救えず、結局そのまま会うことすら叶わなかった。あの日から一日たりとも彼のことを忘れたことはない。ルークに会いたい。そしてなんとしても取り戻したいのだ。愛の記憶と彼の信頼を。
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著者紹介ビバリー・バートン著者プロフィール
9歳の頃に初めての小説を執筆。結婚して2人の子供をもうけるまでは短編、台本、詩、小説を書きつづけていた。子育てが一段落した30代半ばに再び書くことを始め、1990年に作家デビュー。その後60作を超える作品を発表し、NYタイムズ、USAトゥデイのベストセラーリストの常連となる。世界的人気作家リンダ・ハワードから賞賛され、マギー賞、全米読者選賞など数々の賞にも輝いた名実相伴う実力派。2011年4月、多くの作家仲間やファンから惜しまれつつ亡くなった。