ポトマックの岸辺
ようやく出会った運命の相手が、別世界に住む人だったなんて。話題急騰中につき、リバイバル刊行! ノーラ・ロバーツの人気シリーズ〈マクレガー家〉
政界の要人が集まるパーティーのさなか、アラン・マクレガーは燃えるような赤毛の女性に目を奪われた。気取った女性たちの中にあって場違いなほど屈託のない笑顔を見せる彼女は、偶然にも同じスコットランドの血を引いているという。シェルビーという名の彼女に運命を感じたアラン。だがそれを告げると、シェルビーはあっさり言った。「わたしは運命には支配されない。キャンベルの人間はみんなそうよ」アランは思わず笑った。はるか昔からマクレガー家と敵対する、因縁のキャンベル家。その娘に恋するなんて親父の反応が楽しみだ。
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著者紹介ノーラ・ロバーツ著者プロフィール
メリーランド州に育ち、1981年『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆を続ける。98年『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降の作品はすべてランクイン。J・D・ロブ名義で書いたものも含め、175作以上のベストセラーを世に送り、総発行部数は4億部を超える。