あの日、パリの街で
早く大人になりたい。愛する人を守るために……。抜群の人気を誇るD ・パーマーのせつなくドラマティックな“年の差の恋”。
パリの寄宿学校に通う18歳のブリアンヌは、ある夏の日、建設会社社長のピアス・ハットンとルーヴル美術館で出会った。ピアスは建築家としても名をとどろかす成功者だが、妻を亡くした悲しみに沈むあまり、本来の輝きのいっさいを失っていた。この人も世界にひとりぼっちなんだわ――どこにも居場所を見つけられない、私と同じように。しだいに幼いブリアンヌは、ピアスの孤独な心に寄りそい、その傷を癒やしてあげたいと願うようになる。それが、切ない恋の始まりだとは気づきもせず……。大人気作家の、心震わす純愛ロマンス。
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著者紹介ダイアナ・パーマー著者プロフィール
ロマンス小説の世界で、絶大な人気を誇る作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を送ったことが、現在の精力的な執筆活動につながっているという。米ジョージア州在住で、大の親日家。