きみに捧げるラブレター
ずっと愛していた。ずっと愛していく。伝えられない言葉を、届かない手紙に綴った。スーザン・ブロックマンの心にしみる純愛ロマンス。
著者:スーザン・ブロックマン /
訳者:仁嶋いずる
訳者:仁嶋いずる
16歳のジュニアプロムの夜、兄の親友ジャクソンと踊りながら、ケリーは幸せを噛みしめていた。2年前、ハンサムな彼をひと目見た瞬間に恋に落ちて以来、彼にエスコートされる日を夢見てきたのだ。互いの恋心が高まるまま、2人が浜辺でキスを交わしていると、いきなり罵声が聞こえてケリーは縮みあがった。兄が割って入るなり、ジャクソンを殴りつけて絶縁を宣言したのだ。ショックで涙に暮れるケリーに、ジャクソンは優しく言った。「君が18歳になったらプロポーズするよ」だがケリーの18歳の誕生日当日、彼は現れず……。