禁断の口づけ 危険を愛する男たち Ⅵ
SEAL隊員クラッシュが、暗殺犯として逮捕されてしまったと知ったネルは・・・・・・。
海軍特殊部隊SEALで極秘任務に就くクラッシュは、身に覚えのない殺人容疑で逮捕された。あらゆる証拠が彼の有罪を示すなか、無実を信じて面会に訪れてくれたのは女友達のネル。1年前、母親がわりの女性が急逝したとき、クラッシュは悲しみを忘れるために彼女と夜をともにした。だがネルの一途な想いに気づいてから、惹かれる気持ちを必死に抑えつけてきた──危険とともに生きる自分は、愛はおろか明日さえ約束できないから。あれは過ちだったのだ。今ふたたび彼を心配するネルにクラッシュははっきりと告げた。「帰ってくれ」
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著者紹介スーザン・ブロックマン著者プロフィール
RITA賞を含め、数々の受賞歴を誇るベストセラー作家。九九二年に小説を書き始めて以来、たくましいヒーローが活躍するスリリングで読みごえのある物語を次々と世に送りだしている。執筆のかたわらコーラスグループを組んでDを出したり、恵まれない人たちのために家を再建するボランティア組織に加わったりと多才で活発な人物。