プレイボーイ・プリンス
愛の国コルディナ Ⅲ
愛の国コルディナ Ⅲ
ノーラのロイヤル・ロマンス! シリーズ待望の第3話。プリンスが惹かれる地味な彼女の正体は──。
コルディナ公国の王子ベネットは、義姉の話し相手として宮殿に招かれたレディ・ハンナを見て眉をひそめた。名家出身の彼女は美人に違いないが、まるで修道女のように堅苦しく、世間では“プレイボーイ・プリンス”で通っている彼の好みとは正反対だ。ところがある月明かりの夜、ベネットは別人のように屈託なく笑うハンナを偶然目にする。話しかけるとたちまちもとの地味な淑女に戻ったものの、魅せられた王子は彼女をデートに誘った。控えめなレディの仮面の下に、激しい情熱と王家を狙うスパイの顔が隠されているとも知らずに。
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著者紹介ノーラ・ロバーツ著者プロフィール
メリーランド州に育ち、1981年『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆を続ける。98年『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降の作品はすべてランクイン。J・D・ロブ名義で書いたものも含め、160作以上のベストセラーを世に送り、総発行部数は4億部を超える。