麗しの男爵と愛のルール
背徳の貴公子 Ⅲ
背徳の貴公子 Ⅲ
リサ・クレイパス絶賛の3部作〈背徳の貴公子〉最終話!彼の愛人になりすますための、不埒な手ほどき…。
クリスタベルは期せずしてある貴族の手に渡ってしまった“私物”のことで、高級社交クラブのオーナー、バーンのもとを訪れた。皇太子にまつわるその“私物”を取り戻すため、貴族の邸で開かれるパーティにバーンのつてで潜り込むつもりだ。だが招待客のパートナーしか入れないと知り、クリスタベルは彼の愛人になりすますことを提案した。一方、皇太子の隠し子であるバーンは“私物”に興味を抱き、その申し出を受けることにする。野暮な装いのうえ俗世を知らない彼女を、本物の愛人に育て上げるのもまた一興かもしれない……。