誇り高き微笑 危険を愛する男たち Ⅴ
スーザン・ブロックマンのお気に入り作品!人気シリーズ〈危険を愛する男たち〉第5話
著者:スーザン・ブロックマン /
訳者:古沢絵里
訳者:古沢絵里
半人前扱いするのは、もういいかげんにしてほしいわ。連邦情報委員会の諜報員P・Jは、海軍特殊部隊SEALの将校ハーヴァードにうんざりしていた。これまでも男社会で血のにじむような努力をして信頼を得てきたが、SEALとの合同対テロ訓練が始まって以来、彼はP・Jから片時も目を離そうとしない。まるで、か弱い女を守るのが男の務めだというように。しかも心を惑わすような微笑みを浮かべ、熱い視線を向けてくるのだ。いくら一流大学を首席で卒業した精悍な美男子でも、私の実力を認められない偏屈者なんてお断りよ!
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