今度のバートンも衝撃的!緊迫のシリーズ最新作
「ビューティークイーン・キラーがまた現れました」リンジーは知らせを聞いて飛び起きた。リンジーの悲願は、美女を狙う連続殺人犯を捕らえること。刑事として初めて担当したのは、気鋭の弁護士ジャッドの妻がこの悪魔に殺された四年前の事件だった。以来、自暴自棄な生活を送るジャッドを周囲は見離したが、リンジーは彼の深い絶望を理解し、やがて同情は秘めた恋心へと変わったのだった。再び事件が起き、捜査にかかわるため久しぶりに姿を見せたジャッドを前に、報われない思いを忘れようと誓ったリンジーの心は揺れるが……。
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著者紹介ビバリー・バートン著者プロフィール
幼いころ、祖父から贈られた『美女と野獣』の絵本を読んでロマンス小説のとりことなり、九歳のときに初めて物語を書いた。それ以来、小説、詩、脚本と、学生時代を通じて創作活動に親しむ。結婚し、二人の子供を産んでから専業主婦となっていたが、執筆活動に復帰してからはアメリカ・ロマンス作家協会に加入し、大いなる貢献をする。1990年のデビュー以来、五十作以上の作品を発表し、マギー賞や全米読者選賞など数々の賞を受賞。とりわけ百戦錬磨のボディガードを主人公にした出世作『狼たちの休息』シリーズは新作が出るたびに各メディアから賛辞を受ける人気連作。ウォールデンブックスやUSAトゥデイ紙のベストセラー・リストの常連で、世界的ベストセラー作家リンダ・ハワードも彼女の実力を認め、絶賛を惜しまない。