愛をつなぐ道
爆発的人気〈マッケトリック家シリーズ〉の女たちの物語、第2話。
ブラッド・オバリヴァンが故郷に帰ってきた。メグ・マッケトリックはその噂を聞きつけ、衝動のままに車に飛び乗った。ブラッド──十代のころ愛した恋人は、夢を叶えるために彼女を捨てて町を去っていった。打ちのめされたメグは、何度も頬を涙で濡らしてようやく立ち直ったのだ。昔よく待ち合わせた店にたどり着くと、ブラッドもまた何かに引き寄せられたのか、そこを訪ねていた。歌手として成功を収め、大人になった彼はますます抗いがたい魅力を放っている。怒りと切望がせめぎあうなか、メグは固く誓った。私は二度と彼を愛したりしない、と。
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著者紹介リンダ・ラエル・ミラー著者プロフィール
数々の受賞歴を誇る全米ベストセラー作家。これまでに70作以上のロマンス小説を発表し、近年では新作を出すたびに各紙ベストセラーリストの上位にランクイン。2007年には米国ロマンス作家協会の特別功労賞を受賞した。また社会貢献活動にも積極的で、女性のための奨学金を設立し、人々の夢の実現を支援している。ワシントン州スポーケン在住。