迷えるウォートン子爵の選択
ヒストリカル・ロマンスファン必読!<独身貴族同盟シリーズ>、待望の日本初登場!
友人の結婚を祝い、ある夜、紳士クラブに4人の独身貴族が集まった。まだ身を固める気はないものの、いずれ彼らも然るべき妻をめとらなければならない。興が乗り、彼らの中で“最後まで結婚の罠にかからなかった者”に金一封を与える賭をすることになった。勝者の最有力候補は、愛に幻想を抱いていないウォートン子爵ギデオン。数日後、そのギデオンは夜会で艶やかな未亡人ジューディスに目をとめて心を躍らせた。世慣れた彼女は愛人にぴったりではないか。ギデオンは自信たっぷりに歩み寄った。まさか本気の恋に落ちるとは思わずに。
-
著者紹介ヴィクトリア・アレクサンダー著者プロフィール
ネブラスカ大学を卒業後、TVレポーターとして華々しい成功を収めたのち、1995年に作家デビューを果たす。これまでに20作以上のヒストリカル・ロマンスを世に送りだし、そのたびに各紙ベストセラーリストの上位に登場している。夫はTV局の元同僚で、彼の名前は作品中の亡夫役としてしばしば使用されているという。ネブラスカ州オマハ在住。