夜明けにただひとり
謎に包まれた事件の扉の向こうに待つ真相とは!? 辛口書評家も絶賛の大ヒット作!
別荘のある島でハネムーン中に夫が殺されて以来、アビゲイルは結婚記念日を独りで過ごしてきた。犯人不明のまま7度目を迎えたその日、一本の電話が入る。気味の悪いささやき声が「君の夫の友人や隣人には秘密が多すぎる」と告げ、まだ事件は終わっていないと示唆した。謎を暴くべく、彼女は島へ渡った。容疑者は、取り巻く人間すべて。そんななか隣人のオーウェンに再会し、誰も信じるべきではないと知りつつ、アビゲイルは彼の魅力に心を奪われてしまう。以前、独自調査に励む彼女を冷たく追い払った男だということも忘れて……。
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著者紹介カーラ・ネガーズ著者プロフィール
ドイツ移民の父と米国人の母のあいだに生まれる。マサチューセッツ州西部で育ち、ボストン大学を準主席で卒業。芸術、娯楽関係のライターとして出発し、小説の道へ。いまや新作すべてがベストセラー入りする人気作家となった。米国バーモント州在住。