紅の夢にとらわれて
世界的ベストセラー作家ジェイン・A・クレンツが描く運命の愛。
著者:ジェイン・A・クレンツ /
訳者:高田恵子
訳者:高田恵子
オレゴン州の田舎町で、休暇中のダイアナは作家のコルビーと出会う。彼に誘われ、ダイアナは“鎖につながれた女性の滝”と呼ばれる滝を訪れた。遠い昔、この滝の裏にある洞窟には戦士にとらわれた娘が鎖につながれていたという。娘は屈服したと見せかけて戦士を刺し殺し、死に際の戦士は娘に呪いをかけた……。コルビーから伝説を聞き終えたダイアナは思わず身震いした。目の前では、とどろく滝が夕陽に映えて真っ赤な血の色に染まっている。それは、時を超えて甦る悲しい愛の序章だった。2部作〈チェインド・レディの伝説〉前編。【旧タイトル:よみがえった伝説】