君といたあの頃に 上
認めたくないほど大切な愛がある。大人の王道ロマンス
ヒューストンの名家の令嬢ダイアナ・フォスターは何不自由ない暮らしと愛情に恵まれて育ち、16歳を迎えて今まさに花開こうとしていた。優等生でいつも冷静な彼女を落ち着かない気持ちにさせるのは、友人宅の厩舎で働くコールだけ。大学生の彼はどこか陰があり、セクシーな魅力にあふれている。友人たちがこぞって彼に言い寄るなか、ダイアナだけは憧れを隠して友情を育んでいた。彼女の清らかさと優しさにコールが安らぎを見いだしているとも知らずに。だが、思いがけない事件が二人の友情を途絶えさせ、15年の時が流れて……。
-
著者紹介ジュディス・マクノート著者プロフィール
ラジオ局や映画会社などに勤務したのち、1983年『言えないことば』で作家デビュー。85年に発表した『とまどう緑のまなざし』でベストセラーを記録し人気作家の仲間入りを果たす。以来、ヒストリカル・ロマンスとコンテンポラリー・ロマンス16作品を発表。総発行部数は3000万部を超え、ベストセラー作家として不動の地位を築いている。テキサス州ヒューストン在住。