明日、天使の住む街で
全米ベストセラー作家ジョアン・ロスが贈る涙なくしては読めない名作!
誰もが祝祭気分に浸るクリスマスイブ、マクブライド家の幼い姉妹たちはアルコール依存症の父親に怯えていた。母親が帰宅したとたん、酒に酔った父親が銃をとりだしたのだ。そして、とりかえしのつかない悲劇が……。年月は流れ、長女モリーは神に身を捧げる修道女となり、救急治療室で働いていた。次女のレナは医師と結婚し、何不自由なく暮らす若妻に。そして三女テッサは、女優を夢見てハリウッドを目指していた。いまだ心に癒えない傷を抱えながらも、明るく懸命に生きる三人の姉妹たち――それぞれの愛と人生を描いた超大作。
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著者紹介ジョアン・ロス著者プロフィール
ロマンティックタイムズ・アワード受賞作家。幼いころから書くことが好きで、わずか7歳のときに初めての小説を書きあげた。その後も長年、趣味での執筆を続けていたが、保険会社や広告代理店での勤務を経て1982年に作家デビューを果たし、瞬く間にベストセラー作家となる。100作近い著作は26カ国で翻訳され、批評家からも高い評価を得ている。