憂鬱の城と麗しの花
RITA賞、RWAゴールデン・ハート賞ほか受賞歴多数!大物作家の話題作!
ヴィクトリア女王の覚えもめでたい家庭教師斡旋所を手放したハナ。伯爵家の老婦人の付き添い役になるため、緑濃きランカシャーの古城を訪れた。だがそこで耳にしたのは、雇主のレイバーン伯爵が妻を殺した危険な人物だという噂だった。ハナは不安を押し隠し、伯爵のもとへあいさつに出向く。孤独の影をまとったこの後ろ姿は、どこかで……振り向いた男の陰鬱な笑顔に、ハナは驚愕した。いいえ、彼は妻を殺してなどいない――私がこの人の妻なのだから!
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著者紹介クリスティーナ・ドット著者プロフィール
著作豊富なベテラン作家で、アメリカロマンス作家協会RITA賞、ゴールデン・ハート賞など、数々の受賞歴を誇る。NYタイムズのベストセラーリストでも常連。計算しつくされた構成と斬新なストーリー展開で読者を魅了する、ヒストリカル・ロマンス界屈指の実力派。