愛と絆につづく道 上
作者自ら“最高の自信作”と語る大傑作ここに堂々の幕開け!
名高き実業家の娘として、スザンナは常に父の期待にそってきた。社交界では品行方正な令嬢との評判をとり、婚約者も父の腹心の部下だった。そんな決められた人生に疑問を感じていたときに、熱き夢を語る青年サムと出会う。彼の情熱的な生き方に憧れを抱くが、今さら後戻りもできず、結婚式の日を迎えてしまった。いよいよ誓いの言葉が交わされようというとき、サムが会場にバイクで乗りつけ、スザンナの名を叫んだ。次の瞬間、彼女はバージンロードを引き返すと、富も名声も捨て、サムとともに見えない未来に向かって走り出した。
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著者紹介スーザン・エリザベス・フィリップス著者プロフィール
オハイオ大学卒業。1983年に作家デビューし、90年代に人気作家の仲間入りをした。心あたたまるラブストーリーで、世界中のロマンスファンを魅了するベストセラー作家である。RITA賞も4度受賞するほどの実力派で、2001年には米国ロマンス作家協会の殿堂入りを果たした。現在はシカゴ郊外に在住。