『暁の予知夢』に続く、〈チェロキー・ポアント・トリロジー〉第2弾!
敏腕ビジネスウーマンのジャジーは、その華麗な容貌から奔放な女性と見られるが、実は男性に対して慎重だった。身も心も捧げた初恋のジェイミーが自分勝手なプレイボーイで、何度も信じては裏切られてきたために臆病になっているのだ。彼への愛はとうに冷めたが、次の恋に踏みだす勇気もない。だがもうすぐ、ジェイミーは資産家令嬢と結婚する。やっと過去を断ち切り、新しい恋への扉をあけられる。そう思った矢先、ジャジーは身に覚えのない殺人容疑をかけられてしまう。彼女を恐怖に陥れたい何者かの、邪悪な意図によって……。
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著者紹介ビバリー・バートン著者プロフィール
幼いころ、祖父から贈られた『美女と野獣』の絵本を読んでロマンス小説のとりことなり、九歳のときに初めて物語を書いた。それ以来、小説、詩、脚本と、学生時代を通じて創作活動に親しむ。結婚し、二人の子供を産んでから専業主婦となっていたが、執筆活動に復帰してからはアメリカ・ロマンス作家協会に加入し、大いなる貢献をする。1990年のデビュー以来、五十作以上の作品を発表し、マギー賞や全米読者選賞など数々の賞を受賞。とりわけ百戦錬磨のボディガードを主人公にした出世作『狼たちの休息』シリーズは新作が出るたびに各メディアから賛辞を受ける人気連作。ウォールデンブックスやUSAトゥデイ紙のベストセラー・リストの常連で、世界的ベストセラー作家リンダ・ハワードも彼女の実力を認め、絶賛を惜しまない。