イヴが眠りにつくまで
藤田和子によるコミックも大好評、至高のパラノーマル・ロマンス〈レイントリー3部作〉ついに最終話!
超能力を持つ一族同士として対立してきたレイントリーとアンサラ。にもかかわらずユダ・アンサラは7年前、マーシー・レイントリーと一夜をともにした。一緒に過ごしたのは束の間だったが、ユダの血は熱くたぎり、何度も求めずにはいられなかった。しかしユダにとってマーシーは、いずれ滅ぼすべき一族の王女。今、ユダはアンサラの王となり、マーシーと再会しようとしていた――彼女を自らの手で葬るために。だが、このときユダはまだ知らなかった。父の訪れを心待ちにする6歳の娘、二人の間にできた運命の子、イヴの存在を……。
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著者紹介ビバリー・バートン著者プロフィール
9歳の頃に初めての小説を執筆。結婚して2人の子供をもうけるまでは短編、台本、詩、小説を書きつづけていた。子育てが一段落した30代半ばに再び書くことを始め、1990年に作家デビュー。その後60作を超える作品を発表し、NYタイムズ、USAトゥデイのベストセラーリストの常連となる。世界的人気作家リンダ・ハワードから賞賛され、マギー賞、全米読者選賞など数々の賞にも輝いた名実相伴う実力派作家。