白い迷路
眠らぬ街に交差するふたつの事件。謎を解く鍵は、死者の声―― 見えざる者に導かれた男女が織りなす、ロマンティック・サスペンス。
“死者の街”ニューオーリンズのツアー会社で働くニッキは、ある晩、助けを求める友人の声で目が覚めた。 おかしな夢を見たと思い再び眠りにつくが、翌朝、その友人が死んだことを知る。 不自然な死に動揺する彼女の前に、漆黒の髪と緑の瞳の不思議な男性ブレントが現れる。 その目に見つめられた瞬間心がざわめいたが、彼はなぜかニッキの周囲で起こる不可解な出来事に興味をしめし、協力を申しでて……。
-
著者紹介ヘザー・グレアム著者プロフィール
情熱的なロマンスとスリリングなサスペンスの名手として名高い、世界的ベストセラー作家。歴史物やパラノーマル作品にも積極的に取り組み、100冊以上に及ぶ著作はおよそ20カ国語に翻訳されている。数々の受賞歴を誇り、雑誌やテレビの世界でも活躍するなど名 実ともに人気を得ている作家である。南フロリダ在住。