淡い夢のほとりで
6年前の事件と愛の扉を開けたのは、迷宮からのメッセージ。人気ヒストリカル作家が放つ、初のコンテンポラリー。
著者:キャット・マーティン /
訳者:高科優子
訳者:高科優子
小学校教師のオータムは繰り返し見る奇妙な夢に悩まされていた。金髪の少女が男に連れ去られ、山の中で暮らしている夢だ。記憶を頼りに新聞を調べると、それが6年前に失踪したモリーという少女で、有名な実業家ベン・マッケンジーの娘であることがわかった。かつて夢に見たとおりの事故で友を亡くしたオータムはベンのもとに押しかけ、一刻も早くモリーの捜索を再開すべきだと主張する。だが、娘は何年も前に死んだと思い込んでいるベンは、オータムを金目当ての詐欺師と決めつけて……。全米で話題のロマンティック・サスペンス!