夜明けを待ちわびて
ベストセラー作家J・R・ウォードあの日の少年は、心を閉ざし億万長者となった── ひたむきな愛に涙する、感動傑作。
富と名声を手に入れ、若き金融界の寵児として名を馳せるショーン。 ある夜そんな彼のもとに、長らく疎遠だった父が死んだとの知らせが飛び込んできた。 電話をしてきたのはリジーという、父の家を間借りしている女性。 どうせ金目当てで父に近づいた女だろうと思ったが、 実際のリジーは純真そのものでショーンは心奪われていく。 その一方で、父の訃報を聞いて蘇った忌まわしい過去が、 日ごと彼を苦しめ──心を揺さぶる純愛。