伯爵とシンデレラ
「いつか迎えに来る」15年後、約束どおり現れた伯爵が 口にしたのは、愛のないプロポーズで── 傑作リージェンシー! キャンディス・キャンプ
下級貴族のお相手役をして生計を立てているジュリアナ。 ある日、行方知れずだった幼なじみのニコラスが 伯爵となって戻ってきたと耳にして胸を高鳴らせる。 “いつか迎えに来る”という15年前の約束を信じ、彼を待ち続けてきたのだ。 そしてついに舞踏会で再会の時を迎えるが、ニコラスは信じがたい言葉を口にした── 愛など信じていないが、きみを困窮から救うために形だけの結婚をしよう、と。
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著者紹介キャンディス・キャンプ著者プロフィール
新聞記者の一家に育ち、10歳のころから小説を書き始める。クリスティン・ジェイムズのペンネームも持ち、現代小説と歴史小説の両方を手がける人気作家として活躍中。欲望と陰謀の渦巻く19世紀のイギリスを舞台にした、ちゃめっけあふれる楽しい作品で知られているが、実はアメリカ出身で、生粋のテキサス人である。