光に舞うは美しき薔薇
海賊の娘を淑女に。放蕩貴族を紳士に。一途な愛は運命さえ変えて…。絶好調〈ド・ウォーレン一族の系譜〉第3弾!
海賊の娘アマンダはジャマイカ島で育ち、その自由奔放さから“野生児”と呼ばれていた。父が見せしめに処刑され悲嘆に暮れる彼女に、私掠船船長のクリフ・ド・ウォーレンが救いの手をさしのべた。英国社交界にいる生母のもとに彼女を送り届けてくれるという。粗野なアマンダが上流階級になじめるはずもなかったが、クリフは彼女を“淑女”に育て上げると宣言する。親切にしてくれる彼に、アマンダは恋心を募らせた。だが、ある夜、意を決して彼の寝室を訪れると、そこには冷たい拒絶が待っていた。「君と関係など持ちたくはない」
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著者紹介ブレンダ・ジョイス著者プロフィール
デビュー作で全米ロマンス作家協会からベスト・ウエスタン・ロマンス賞を授与されたのを皮切りに、その後も数々の栄誉ある賞に輝く。実力に人気も伴い、NYタイムズやUSAトゥデイのベストセラーリストの常連となっている。これまでに40作以上の作品を描き、現在は執筆活動と趣味の乗馬が生きがいだと語る。