暗黒伯爵の甘やかな獲物
愛と享楽のローハン子爵家
愛と享楽のローハン子爵家
〈愛と享楽のローハン子爵家〉待望の第3弾! 社交界の闇に君臨する“蠍”。囚われた乙女は、二度と戻らない。
2年前の不幸な事件により、ミランダは社交界のはみ出し者にされてしまった。彼女とつき合う者は家族と親友以外おらず、孤独な日々を送っている。ある日ミランダの馬車が事故に遭い立ち往生していると、謎めいた美貌の紳士が現れ、豪華な馬車で家まで送り届けてくれた。そのうえ彼の屋敷で開催される音楽会に招待してくれたのだ。彼の名はルシアン。伯爵という身分にもかかわらず、社交界の俗習など歯牙にもかけない彼にミランダは強く惹かれていく。それが“蠍”の異名を持つルシアンの、甘く恐ろしい罠だとは知るよしもないまま。
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著者紹介アン・スチュアート著者プロフィール
数々の受賞歴を誇る全米ベストセラー作家。少女のころから文章を書くのが好きで、25歳のときに初めて小説を出版。以後、幅広いジャンルで旺盛な執筆活動を続ける。官能的なタッチとスリリングな展開が世界中で人気を博し、"ロマンス・フィクションの旗手"との呼び声も高い。