炒飯狙撃手 弐 第3の銃弾
選挙中に発生した現総統の狙撃事件。現場で発見されたのは、合うはずのない2つの弾と2つの薬莢——。台湾発、本格謀略小説!
著者:張 國立 /
訳者:玉田 誠
訳者:玉田 誠
総統選の投票7日前、台北市で演説中の現総統が狙撃された。直ちに捜査を開始した警察は、近くのホテルの一室からライフルの薬莢2つを発見する。だがそれは、一命を取り留めた総統から見つかった弾とは合致しないものだった。その頃、熱炒店に身を潜める狙撃手小艾は、元刑事老伍に呼び出されて現場付近にいた。嵌められたと気づき、消えたライフルの弾の行方を追ううち、政界の闇が浮かび——。