11月に去りし者
1963年、世紀の暗殺事件の秘密に近づきすぎた悪党(ギャング)がいた──ハメット賞受賞作。
著者:ルー・バーニー /
訳者:加賀山卓朗
訳者:加賀山卓朗
1963年11月、ニューオーリンズ。暗黒街で生きる男ギドリーは、ケネディ大統領暗殺の報に嫌な予感を覚える。数日前に依頼された仕事はこの暗殺絡みに違いない。ならば次に死ぬのは自分だ、と。仇敵を頼って西へ向かう道中、夫から逃れてきた訳ありの母娘と出会ったギドリーは家族連れを装いともに旅するようになる。だが組織が放った殺し屋はすぐそこに迫っていた──MWA賞受賞作家の話題作。
同じカテゴリの書籍