いま、君にさよならを告げる
世界が、涙する。天国より、君の隣で──“幽霊”になった父から娘へ、やさしい奇蹟。
著者:S・D・ロバートソン /
訳者:新井ひろみ
訳者:新井ひろみ
6歳の娘を学校へ迎えに行く途中、交通事故に遭い、あっけなく死んでしまったシングルファーザーのぼく。あの子をひとりにはしない、一生守るからと、亡き妻にも約束したのに。“幽霊”になって呆然とするぼくの前に現れたのは、天国とこの世界を繋ぐという、不思議な案内人だった。娘のそばにいたいと訴えるぼくに、案内人はある条件を出す──英国で話題をさらった、涙とユーモアの感動作。