デボラ・シモンズ
Deborah Simmons
ハーレクイン・ヒストリカル作家の中でも、絶大な人気を誇るデボラの日本デビューは、1997年4月に刊行された「狼を愛した姫君」(HS-14)。それ以来、さまざまなシリーズが発表されている。 デボラはオハイオ州に生まれ、英語教師で自らも詩を書くことが好きだった母親から文章を書く楽しみを教えられたという。大学卒業後は広告代理店や新聞社の取材記者として勤務した経歴を持つ。ロマンス小説との出会いは、高校時代にゴシック作家の作品に夢中になったとき。ジャーナリズムの世界に身をおき、自分には文章を書く特別な技能があると感じていた彼女だが、出産を機に仕事を辞めたとき、初めて自分でも小説を書いてみようと思い立った。 現在もオハイオ州の田舎町に、夫と二人の子どもとともに暮らす。自宅のポーチにパソコンを持ち出して、のどかな景色を楽しみながら小説を書くこともしばしばあるという。 最近のハーレクイン作家の中で気に入っているのは、リアン・バンクス、エリザベス・ベヴァリー、ジョー・リーだというデボラ。愛する男性とロマンティックな関係を持続させる秘訣は、“自分が熱中できることと目標を持ち続けること!”だそう。 シャンパンとチョコレートがあれば最高に幸せというデボラは、今一番の夢はバンドをバックにして観客の前で歌を披露することと語る。