『吉田麻也 レジリエンス ―― 負けない力』に見る、8つの強さ日本人初のキャプテン任命、チームMVP、世界最高峰リーグで結果を出し続ける男。サッカーの母国で生き抜く”Unbeatable Mind(負けない力)”とは―

『吉田麻也 レジリエンス ―― 負けない力』

『吉田麻也 レジリエンス
 ―― 負けない力』

著者:吉田麻也[著] 256頁
発行日2018年6月1日 
定価1,512円(税込)

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『吉田麻也 レジリエンス ―― 負けない力』
感想文キャンペーン

結果発表

吉田麻也 レジリエンス――負けない力』感想文キャンペーン
[募集期間:2018年6月1日(金)~2018年7月17日 (火)]
について、以下の通り受賞作品が決定しました。
たくさんのご応募をありがとうございました。

グランプリ

手嶋秀さん(名古屋グランパスU-18所属)

準グランプリ

内田暢子さん(30代主婦)

準グランプリ

日向大輔さん(40代会社員)

グランプリ:手嶋秀さんの感想文

 こんなにも共感できて、考えさせられて、学べることの詰まった素晴らしい本に出会えて嬉しいです。高校三年生で進路決定をする時期に多くのことを学べました。
 特に印象に残ったところが二つあります。
 一つ目は、残留を強く要請されてもオランダでプレーすることを吉田選手が選んだところです。僕はヨーロッパでプレーしたいと小さい頃から思い続けてきて、来年イタリアに渡ってプレーすることを決意しました。吉田選手と少しだけ似たような状況だなと読みながら思っていました。本の中で、海外でプレーする選手を増やすべき、そして、早い方がいいとおっしゃっていて、自分もずっとそう思っていたので、ヨーロッパで活躍する選手がおっしゃるので、海外に行ってプレーしたい、もっともっと上手くなって夢を叶えたいという思いがさらに強くなりました。日本とは全然違うと分かっていても、実際に体験したことは少ないので、来年がすごく楽しみです。
 二つ目は、吉田選手が自身のキャリアに関する価値観として、「いつまで続けるのか」ではなく、「どのレベルまでいけるのか」、「そこで何を成し遂げられるのか」に重きを置くようになったというところです。この本の中で一番印象に残っているところで、何回か読み直したところです。長くプロサッカー選手でい続けることももちろん魅力を感じますが、僕も吉田選手と同じで、たとえ長くプロサッカー選手としてプレーできなくても、自分のいけるところまでいきたい、目指すのはもちろんトップの中のトップ。世界中の人に自分のプレーでサッカーの楽しさを伝えたいです。吉田選手よりも有名な選手になります。
改めて本当に素晴らしい本をありがとうございます。自分のレジリエンスも見つけてみたいと思います。サッカー選手としても、豊田高校の先輩としても尊敬していますので、早く同じレベルの舞台でサッカーがしたいです。この本を通じて学ぶことがたくさんありました。ありがとうございます。

“Eight Abilities”

吉田麻也『8つの力』

長崎のサッカー少年から、世界最高峰リーグのセンターバックへ ――
圧倒的なフィジカルの差、文化や言葉の壁……
次々現れるハードルや過酷な環境を乗り越え、成功をつかんだ吉田麻也。
その原動力となったのが、8つの力から成る“レジリエンス”。
バネのようにしなやかな強さ、逆境力とも呼ばれる吉田麻也の“レジリエンス”の素とは?

Unbeatable Mind

初めて語られるエピソード満載

日本人サッカー選手初の日英同時発売。
知られざるエピソード、グローバル時代を生きる秘訣も満載!
生まれ故郷・長崎でのサッカー少年時代、12歳にして親元を離れ飛び込んだ名古屋グランパスのユース入団からプロデビュー、さらにオランダVVVフェンロ移籍を経て、サッカーの母国イングランドのプレミアリーグでレギュラーの座をつかむようになった吉田麻也。
世界最高峰の選手がしのぎを削る過酷な環境で、カルチャーギャップや本場の英語、様々な国の選手とチームで戦うためのコミュニケーション力など、いくつものハードルを乗り越え結果を積み上げてきたその軌跡には、アスリートやサッカーファンのみならず、グローバル化・多様性の時代に奮闘するビジネスパーソンの心に響くメッセージが満載。
これまで語られなかったエピソードや、サッカーへの熱い想いとともに、プレミアリーガー吉田麻也を構成するレジリエンス(折れない心、負けない力)が詰まった初の書き下ろし自叙伝。

  • (1章)メイド・イン・ジャパン(2章)プレ・プレミア
  • (3章)サッカーの母国(4章)逆境
  • (5章)トンネルの向こう側(6章)サムライ・レジリエンス

メイド・イン・ジャパン

Youngest Son Rising

  • 原点。「弟力」
  • 反面教師といいとこ取り
  • 井の中の蛙、留学する
  • コンプレックスがくれた「反発力」
  • 逆境の高校時代
  • 英語との出会い
  • センターバック以前
  • ハードル走が始まった

プレ・プレミア

First Professional Voyage

  • 底辺からのスタート。「生存本能」
  • 赤く染まったスタジアム
  • わずかの差。あと少しの差
  • 2人の恩師
  • オランダ移籍へ
  • 年俸5倍?
  • 外様への洗礼
  • 国際人と日本人
  • ノーリスク・ノーフューチャー
  • 聖者(セインツ)からのオファー

サッカーの母国

First Professional Voyage

  • 不意打ちの洗礼。屈辱のデビュー戦
  • プレミアリーガー、家を借りる(自力で)
  • イギリス人のサッカー偏差値
  • お客様(ビジター)とよそ者(アウェイ)
  • ストリートワイズ
  • モンスターからエイリアンまで
  • 英語が通じない?
  • クリスマス〝ワーキング〟ホリデー
  • 1年目が終わる頃

逆境

Battle against adversity

  • 予兆
  • トンネルの入り口
  • ウェルカム・トゥ・ダークサイド
  • ベンチに棲む魔物
  • 新たなボス、新たなライバル
  • センターからサイドへ
  • 過去最大級の強敵

トンネルの向こう側

Armour of fortitude

  • 微かな光
  • マヤ・ヨシダ2・0
  • 不公平な筋肉
  • 細く長くか、太く短くか
  • パワー、スピード、ダークアート
  • マン・オブ・ザ・マッチが教えてくれたこと
  • ヘアバンドとフリーキック
  • トンネルの先に見えたもの─「剛」と「柔」

サムライ・レジリエンス

Samurai Resilience

  • 新たなシーズンの始まり
  • 俊足マヤ
  • 最大級の贈り物
  • ビッグゲームがやってきた
  • 聖地へ。vs マンチェスター・ユナイテッド
  • ウィナーズ・メダル& ルーザーズ・メダル
  • 不思議な縁
  • リーグ通算100試合出場
  • キャプテンマークの重み
  • チーム月間最優勝選手
  • 第2の故郷

日本版には、ワールドカップへの想いを語る「青いサムライ」を特別収録!

『吉田麻也 レジリエンス ―― 負けない力』

『吉田麻也 レジリエンス
 ―― 負けない力』

著者:吉田麻也[著] 256頁
発行日2018年6月1日 
定価1,512円(税込)

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Profile

プロフィール

1988年 8月24日生まれ。長崎県出身。
12歳で名古屋グランパスのユースに入団
2007年 プロデビューを果たし、1年目からディフェンスの主軸として活躍する
2009年 オランダ1部リーグのVVVフェンロへ移籍、同年日本A代表に初招集
2012年 ロンドン五輪ではOA枠で主将としてチームをベスト4へ牽引
2012年 イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンへ移籍
2017年 日本人初となるプレミアリーグ通算100試合出場を達成し、
チーム月間MVPにも選出される。189㎝、86㎏。

著書に、『旅するサッカー』(ソル・メディア)、『増刊マヤニスタ』(ベースボール・マガジン社)、『サムライDays、欧州Days』(学研パブリッシング)。

Media

メディア掲載情報

『吉田麻也 レジリエンス ―― 負けない力』

『吉田麻也 レジリエンス
 ―― 負けない力』

著者:吉田麻也[著] 256頁
発行日2018年6月1日 
定価1,512円(税込)

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