『吉田麻也 レジリエンス ―― 負けない力』
感想文キャンペーン
結果発表
吉田麻也 レジリエンス――負けない力』感想文キャンペーン
[募集期間:2018年6月1日(金)~2018年7月17日 (火)]
について、以下の通り受賞作品が決定しました。
たくさんのご応募をありがとうございました。
グランプリ
手嶋秀さん(名古屋グランパスU-18所属)
準グランプリ
内田暢子さん(30代主婦)
準グランプリ
日向大輔さん(40代会社員)
グランプリ:手嶋秀さんの感想文
こんなにも共感できて、考えさせられて、学べることの詰まった素晴らしい本に出会えて嬉しいです。高校三年生で進路決定をする時期に多くのことを学べました。
特に印象に残ったところが二つあります。
一つ目は、残留を強く要請されてもオランダでプレーすることを吉田選手が選んだところです。僕はヨーロッパでプレーしたいと小さい頃から思い続けてきて、来年イタリアに渡ってプレーすることを決意しました。吉田選手と少しだけ似たような状況だなと読みながら思っていました。本の中で、海外でプレーする選手を増やすべき、そして、早い方がいいとおっしゃっていて、自分もずっとそう思っていたので、ヨーロッパで活躍する選手がおっしゃるので、海外に行ってプレーしたい、もっともっと上手くなって夢を叶えたいという思いがさらに強くなりました。日本とは全然違うと分かっていても、実際に体験したことは少ないので、来年がすごく楽しみです。
二つ目は、吉田選手が自身のキャリアに関する価値観として、「いつまで続けるのか」ではなく、「どのレベルまでいけるのか」、「そこで何を成し遂げられるのか」に重きを置くようになったというところです。この本の中で一番印象に残っているところで、何回か読み直したところです。長くプロサッカー選手でい続けることももちろん魅力を感じますが、僕も吉田選手と同じで、たとえ長くプロサッカー選手としてプレーできなくても、自分のいけるところまでいきたい、目指すのはもちろんトップの中のトップ。世界中の人に自分のプレーでサッカーの楽しさを伝えたいです。吉田選手よりも有名な選手になります。
改めて本当に素晴らしい本をありがとうございます。自分のレジリエンスも見つけてみたいと思います。サッカー選手としても、豊田高校の先輩としても尊敬していますので、早く同じレベルの舞台でサッカーがしたいです。この本を通じて学ぶことがたくさんありました。ありがとうございます。
“Eight Abilities”
吉田麻也『8つの力』
長崎のサッカー少年から、世界最高峰リーグのセンターバックへ ――
圧倒的なフィジカルの差、文化や言葉の壁……
次々現れるハードルや過酷な環境を乗り越え、成功をつかんだ吉田麻也。
その原動力となったのが、8つの力から成る“レジリエンス”。
バネのようにしなやかな強さ、逆境力とも呼ばれる吉田麻也の“レジリエンス”の素とは?
年長者や目上の人と過ごすことで、物怖じしない心が育まれる。実力勝負の実社会でモノを言うのは、この年齢差不問の感覚。年上の前でも萎縮せず、年下の前で尊大ぶることもないキャラクターは、リーダーの資質のひとつになり得る。
ペラペラである必要はない。「ペラ」で勝負すればいい。自分が言いたいことの主旨を伝えられて、相手が言っていることを基本的に理解できればオーケー。言葉による意思伝達が不可欠なディフェンダーの吉田麻也でさえ、「ペラ」でもなんとかなるのだから。
何を選びどう生きるか、後悔しないよう決めるのは自分だ。中学でプロになると「人生の選択」をし、高校では英語を必須科目とし「手段の選択」をしてプレミアリーグにたどり着いた。目の前のカードから何を選択するか、決めるのは自分自身。
変化=フレッシュなリスタート。怖れることはない。生存競争の激しい海外では、主力メンバーや監督ほぼ毎年のように交代し、ポジション争いも壮絶だ。一方で、多種多様な人々との出会いは財産にもなる。相手の優れた部分はいいとこ取り、監督交代はフレッシュなスタートだと前向きに受け止めればいい。
批判は必ず起きるもの。自分の弱点や失敗への批判を受け流す姿勢も時には必要となる。プロのディフェンダーは、敗北や失敗は糧として受け止めるが、批判を受けることも仕事の一部。集中力を保つためにも、余計なエネルギー消費は避ける。
前例は覆すため、固定観念は破るためにある。日本人センターバックは海外で通用しないという観念によれば、吉田麻也はプレミアリーグでプレーしているべきじゃない。長崎の田舎出身だから、プロ選手にすらなれないはずだ。コンプレックスやプレッシャーは、不屈のエネルギーやモチベーションに変えるためにある。
礼節は万国共通の原理。言葉はもちろん、現地の文化や風習を受け入れて積極的に溶け込む意欲を見せれば、最初は苦戦したとしても、相手をリスペクトする姿勢が自分に対するリスペクトを呼ぶ。同時に、祖国に対するリスペクトも忘れてはいけない。
剛が生きるのは柔があるから。辛い時はいっそ笑おう。母国と異国、理想と現実、心と体、攻撃と守備、ピッチ上とピッチ外、そのどちらか一方にバランスが傾きすぎていたら、吉田麻也の成功は実現しなかっただろう。いじられやすいキャラクターも、バランス取りに役立っている。辛い時にあえて自分で自分をジョークのネタにできれば、知らず知らずのうちに苦境を乗り越えられる。
Unbeatable Mind
初めて語られるエピソード満載
日本人サッカー選手初の日英同時発売。
知られざるエピソード、グローバル時代を生きる秘訣も満載!
生まれ故郷・長崎でのサッカー少年時代、12歳にして親元を離れ飛び込んだ名古屋グランパスのユース入団からプロデビュー、さらにオランダVVVフェンロ移籍を経て、サッカーの母国イングランドのプレミアリーグでレギュラーの座をつかむようになった吉田麻也。
世界最高峰の選手がしのぎを削る過酷な環境で、カルチャーギャップや本場の英語、様々な国の選手とチームで戦うためのコミュニケーション力など、いくつものハードルを乗り越え結果を積み上げてきたその軌跡には、アスリートやサッカーファンのみならず、グローバル化・多様性の時代に奮闘するビジネスパーソンの心に響くメッセージが満載。
これまで語られなかったエピソードや、サッカーへの熱い想いとともに、プレミアリーガー吉田麻也を構成するレジリエンス(折れない心、負けない力)が詰まった初の書き下ろし自叙伝。
メイド・イン・ジャパン
Youngest Son Rising
- 原点。「弟力」
- 反面教師といいとこ取り
- 井の中の蛙、留学する
- コンプレックスがくれた「反発力」
- 逆境の高校時代
- 英語との出会い
- センターバック以前
- ハードル走が始まった
プレ・プレミア
First Professional Voyage
- 底辺からのスタート。「生存本能」
- 赤く染まったスタジアム
- わずかの差。あと少しの差
- 2人の恩師
- オランダ移籍へ
- 年俸5倍?
- 外様への洗礼
- 国際人と日本人
- ノーリスク・ノーフューチャー
- 聖者(セインツ)からのオファー
サッカーの母国
First Professional Voyage
- 不意打ちの洗礼。屈辱のデビュー戦
- プレミアリーガー、家を借りる(自力で)
- イギリス人のサッカー偏差値
- お客様(ビジター)とよそ者(アウェイ)
- ストリートワイズ
- モンスターからエイリアンまで
- 英語が通じない?
- クリスマス〝ワーキング〟ホリデー
- 1年目が終わる頃
逆境
Battle against adversity
- 予兆
- トンネルの入り口
- ウェルカム・トゥ・ダークサイド
- ベンチに棲む魔物
- 新たなボス、新たなライバル
- センターからサイドへ
- 過去最大級の強敵
トンネルの向こう側
Armour of fortitude
- 微かな光
- マヤ・ヨシダ2・0
- 不公平な筋肉
- 細く長くか、太く短くか
- パワー、スピード、ダークアート
- マン・オブ・ザ・マッチが教えてくれたこと
- ヘアバンドとフリーキック
- トンネルの先に見えたもの─「剛」と「柔」
サムライ・レジリエンス
Samurai Resilience
- 新たなシーズンの始まり
- 俊足マヤ
- 最大級の贈り物
- ビッグゲームがやってきた
- 聖地へ。vs マンチェスター・ユナイテッド
- ウィナーズ・メダル& ルーザーズ・メダル
- 不思議な縁
- リーグ通算100試合出場
- キャプテンマークの重み
- チーム月間最優勝選手
- 第2の故郷
日本版には、ワールドカップへの想いを語る「青いサムライ」を特別収録!
Profile
プロフィール
1988年 | 8月24日生まれ。長崎県出身。 12歳で名古屋グランパスのユースに入団 |
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2007年 | プロデビューを果たし、1年目からディフェンスの主軸として活躍する |
2009年 | オランダ1部リーグのVVVフェンロへ移籍、同年日本A代表に初招集 |
2012年 | ロンドン五輪ではOA枠で主将としてチームをベスト4へ牽引 |
2012年 | イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンへ移籍 |
2017年 | 日本人初となるプレミアリーグ通算100試合出場を達成し、 チーム月間MVPにも選出される。189㎝、86㎏。 |
著書に、『旅するサッカー』(ソル・メディア)、『増刊マヤニスタ』(ベースボール・マガジン社)、『サムライDays、欧州Days』(学研パブリッシング)。
Media
メディア掲載情報
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2018.04.26
NO FOOTY NO LIFEにて掲載されました
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2018.04.18
サッカーチャンネルにて掲載されました
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2018.04.18
dmenuニュースにて掲載されました
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2018.04.18
インフォシークニュースにて掲載されました
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2018.04.18
gooニュースにて掲載されました
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2018.04.18
ライブドアニュースにて掲載されました
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2018.04.18
超WORLDサッカー!にて掲載されました
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2018.03.26
イザ!にて掲載されました
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2018.03.17
フットボール チャンネルにて掲載されました
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2018.03.17
ニュースカフェにて掲載されました
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2018.03.17
サイクルにて掲載されました
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2018.03.16
サッカーキングにて掲載されました
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2018.03.16
ワークマスターにて掲載されました
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2018.03.16
オリコンニュースにて掲載されました
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2018.03.16
エキサイトニュースにて掲載されました
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2018.03.16
財経新聞ニュースにて掲載されました
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2018.03.16
産経ニュースにて掲載されました
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2018.03.16
ニコニコニュースにて掲載されました
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2018.03.16
BIGLOBEニュースにて掲載されました
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2018.03.16
時事ドットコムにて掲載されました
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2018.03.16
朝日新聞デジタルにて掲載されました
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2018.03.16
「吉田麻也 レジリエンス ―― 負けない力」刊行告知に関するプレスリリースを配信しました