ハーレクイン文庫
バージンロード
父の死後、後見人である継母と父の共同経営者ジャレッドの言うままに生きてきたクリスタ。学校を卒業した彼女に告げられたのは、ジャレッドとの結婚だった。
幼くして両親を亡くしたクリスタは、これまでずっと、 後見人のジャレッドが敷いたレールの上を走ってきた。 高校を卒業するとすぐにヨーロッパの教養学校に通わされ、 2年の留学期間を経て今、ようやく故郷へ戻ってきたところだ。 これからは何事も自分で考え、自由に飛びまわりたい。 そう決めた矢先、ジャレッドから信じられないことを告げられる。 きみにはすでに決められた結婚相手がいるのだ、と。 ジャレッドの暗く謎めいた瞳を見て、彼女はすべてを悟った── 相手とは彼自身のことで、この結婚には愛などないということを。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年04月15日
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- 著者
- ヘレン・ビアンチン
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- 訳者
- 雨宮朱里
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年03月31日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-99308-3
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- 書籍番号
- HQSP-108 (初版R-1347)
読者レビュー
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ニュージーランド生まれ。想像力豊かな、読書を愛する子供だった。秘書学校を卒業後、友人と船で対岸のオーストラリアに渡り、働いてためたお金で車を買って大陸横断の旅をした。その旅先でイタリア人男性と知り合い結婚。もっとも尊敬する作家はノーラ・ロバーツだという。