ハーレクイン文庫
ママがほしいの
ウエートレスとして働く苦学生のメリーは、常連客のピーターに頼まれ、感謝祭のあいだ恋人のふりを引き受ける。身分違いと知りながら彼のやさしさに惹かれ…。
感謝祭の4日間、恋人のふりをしてほしい── 気前のよい報酬を聞き、苦学生のメリーは飛びついた。 依頼主のピーターは、メリーが働くレストランの常連客で、 見るからに颯爽としたエリート。 縁結びをしたがる母親にうんざりし、撃退したいらしい。 物腰がやわらかく飾らない彼に、メリーは親しみを覚える。 でも彼は別世界の住人……心を開かないようにしなければ。 そんな決意をよそに、メリーは彼の家族に温かく迎えられる。 その中には目を輝かせた彼の小さな息子も含まれていた。
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- 頁数
- 296頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年12月01日
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- 著者
- アンドリア・エドワーズ
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- 訳者
- 真木弥生
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年11月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93702-5
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- 書籍番号
- HQB-702 (初版N-558)
読者レビュー
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モニター
どことなくベティ・ニールズを連想させるほっこりストーリーです。誠実ヒーロー&秘密を抱えた優しいヒロインと、魔法を信じているヒーロー息子くん。穏やかでクリスマスにふさわしい温かい愛が、読んでいて伝わってきます。
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モニター
ヒーローの息子君が可愛くて可愛くて! 彼が不器用ながらも必死にパパの愛を求めているのがいじらしくて切なくなりました。ヒーローとヒロインは、トラウマがそれぞれありますが順調な関係を築いた印象です。ただ、ちょっと気になったのがヒロインの息子君の方。大きくなって真実を知ったら、大荒れしそうな予感が…。
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りな
この小説は心が温まる作品です。最初はとんでもない事から話が始まります。読んでいくうちに小説の中に入り込み、時間が経つのが惜しいと思わせます。早く結末が知りたいと思い、ページをめくるスピードが段々と早くなり読み終わるとホッとさせてくれる小説だと思います。
アンドリア・エドワーズはアンドリアとエドワーズ・クラチック夫妻の共同ペンネーム。アンドリアは元小学校教師、エドワーズは25年間コンピュータ会社に勤めていた。