ハーレクイン文庫
海辺のファンタジー
両親を亡くしたミーガンは、彫刻家を目指しながら祖父の経営する遊園地を手伝っていた。そこに一人の男性が現れ、遊園地も彼女も手に入れると宣言する。
幼いころに両親を亡くし、祖父に育てられたミーガンは、 ある日、町で一人の男性に声をかけられる。 息が止まるほどハンサムで魅力的な男性だが、 ぶしつけに眺めまわされて腹が立ち、 ミーガンはディナーに誘う彼をつっぱねてその場を去った。 ところが帰宅後、思わぬ再会をすることになる。 その男、デビッドはミーガンの祖父を訪ねてきて、 祖父の経営する遊園地をゆずってほしいともちかけてきたのだ。 大切な遊園地──それを彼は奪おうとしているんだわ!
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年05月01日
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- 著者
- ノーラ・ロバーツ
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- 訳者
- みき遙
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2015年04月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93660-8
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- 書籍番号
- HQB-660 (初版L-265)
読者レビュー
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クローバー
大好きな作家さんです。ノーラ・ロバーツの作品はドラマチックなものから優しい愛の話まで様々ですが、今回は後者の優しい愛の物語。ヒーローは億万長者でちょこっと傲慢なセリフがあるものの、いたって優しくヒロインに接しています。過去はプレイボーイだったのかなと思えるセリフがありましたが、ヒロインには誠実に接しており、良き理解者となっています。陰で支えてくれるこんな素敵なヒーローに出会えたヒロインは幸せですね。
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ukochan
優しい物語でした。特に大きな騒動は起きません。淡々とヒーロー&ヒロインの距離が縮み、ちょっとした誤解で離れ、でも最後はやっぱり……という恋の行方をヒロインの祖父と共に見守っているような心境になりました。お互いを思い合うヒロインと祖父の関係に、ほろりとさせられる場面があります。出来過ぎのような展開も待っていますが、それは最後のお楽しみですね。
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メリーランド州に育ち、1981年、『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆活動を続けている。98年、『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降はすべての作品がリストに登場。別名義で書いたものも含め、180作以上のベストセラーを世に送り出し、総発行部数は4億部を超える。