ハーレクイン文庫
才能も財力もすべてが超一流の作家、ローガン・マシューズ──デニーズにとって絶対忘れることのできない大切な人だ。かつて目の前で両親を失い、絶望の淵にいた幼いデニーズは、すんでのところで16歳年上の彼に命を救われた。それから8年の歳月が流れ、二人は運命に引き寄せられるように、あるパーティーで再会を果たす。ローガンは昔と変わらずデニーズを慈しみ、子ども扱いしたが、温かくなった胸の奥にかすかな痛みを感じて彼女は動揺した。彼に大人の女性だと認められたい……ああ、私は恋をしているの?
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2013年12月01日
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- 著者
- ヴィクトリア・グレン
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- 訳者
- 鳥居まどか
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年11月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93559-5
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- 書籍番号
- HQB-559 (初版L-283)
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モニター
悲惨な事件の後、“身の一部を引きちぎられるよう”と形容されていた別れに2人の絆を感じました。ヒーローは忍耐の限りを尽くして、トラウマをもつヒロインに接し、はやる気持ちを抑えて気遣っている姿が、痛々しくもありましたが、それだけヒロインを大事にしているのだなと微笑ましかったです。2人の気持ちの描写が、流れる映画の画面を見るように心地よく、ラストを読んでタイトルに納得!な素敵なロマンスでした。
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モニター
過去の体験を通して確かな絆を結んだ2人が再会し、互いを意識しているにもかかわらず気持ちが近づいたり、すれちがったり。もどかしく思ったり、このまま離れ離れになってしまうのではないかと思うところもありましたが、まさに最後は「すてきなエピローグ」にたどり着きました。ずっと2人の恋をそばで見守っていたような気持ちになり、本当によかったねと2人に笑顔で言いたくなりました。
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モニター
面白かったです。二人が出会った過去のこととか先が気になる展開で、一気に読んだ後に、何度も読み返しました。幸せになってほしい二人です。
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モニター
ゆっくりと楽しみに読もうかと思っていたのですが、あっという間に読みきってしまいました。自分が主人公のデニーズになったような気がして、ドキドキしながら読めました。ちょっとありえないかもしれないと思うところもありましたが、二人の恋の行方にハラハラしてしまいました。やっぱりハッピーエンドは良いですね。楽しませてもらいました。ありがとうございます。
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モニター
憧れの男性との再会! そしてお互いを意識しての葛藤にこちらもドキドキ。過去の出来事があるからこそ、お互いを大切に思いながら恋に向かっていくのがステキでした。
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モニター
ヒーローの職業はベストセラー作家。単に知的というだけでなく、過去にはヒロインのピンチを救った『頼れる男性』のローガンに、まずドキッとしました。ヒロインのデニーズは大人しい性格で、恋の経験が少ない女性。ヒロインとヒーローの16歳差のロマンスは、読み終えるまでずっと目が離せませんでした。
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モニター
ヒロインは少女の時に、とても怖くて悲しい経験をした女性です。ヒーローは彼女の命を助けた16歳年上の青年です。最初はお互い兄妹のように思いあっていますが、だんだんとお互いをひとりの女性、ひとりの男性と意識していくようになります。途中で魅惑的な大学の教授や、大学生といったライバルも登場し、ドキドキワクワクしながら読みました。
作家の家系に生まれ、その文才が称賛され賞を受けたこともある。旅行や余暇での経験を創造力の源にして作品を描くという。