ハーレクイン文庫
偽りの抱擁
姉に頼みこまれ、パーティで大富豪ラファエロに近づいたレイチェル。パパラッチに写真を撮られ怒った彼は、彼女の思惑を知ったとたん、二人の婚約を発表する。
大富豪ラファエロとの密会が夫にばれそうになった姉に頼まれ、レイチェルは明らかに場違いな、豪華なパーティに潜入した。彼を誘惑し、姉と似た自分が相手だったと周囲に思わせる作戦だ。だが常に大勢の人に囲まれた彼の気を引けるはずもなく、焦ったレイチェルは無理やり彼に抱きついてキスしてしまう。すると彼は激昂して彼女を自宅へ連れ帰り、事情を問いただした。姉の名を聞くやラファエロはさらに怒りだし、しばし考えたあと、玄関先まで追ってきた報道陣の前に出て、突然宣言した。「僕たちは婚約しました。どうか祝福してほしい」
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2013年04月01日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 水間朋
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年03月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93509-0
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- 書籍番号
- HQB-509 (初版R-2251)
読者レビュー
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1997年に『追憶の重さ』で日本デビューを果たした。その後も40作以上の作品を発表し、情熱的な作風で読者の絶大な支持を集めている。執筆の原動力となっているのは、緻密な人間観察、それにロマンス小説への飽くなき愛情だという。英国マンチェスター在住。