ハーレクイン文庫
父親が入院したと知らせを受け、8年ぶりに帰郷したエマは、偶然にもケイシー・ハドソンと再会してしまい、立ち尽くした。ケイシーはエマの初恋の人で、当時から皆の憧れの的だった。そんな彼に、幼いエマが相手にしてもらえるわけもなく、ついには、未熟な体を寄せて誘惑したあげく拒まれたのだ……。今や社会的地位も手にしたケイシーはさらに魅力を増していて、忘れたはずの想いがよみがえりそうになり、エマは戸惑った。だがエマを何より戸惑わせたのは、こちらを見つめる彼の熱い瞳。そこには紛れもなく、かつてはなかった情熱の炎が宿っていた。
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- 頁数
- 416頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年12月01日
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- 著者
- ローリー・フォスター
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- 訳者
- 片山真紀
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- 定価
- 796円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年11月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93487-1
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- 書籍番号
- HQB-487 (初版PS-30)
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モニター
8年前は自分の人生設計に含まれていなかった女性と再会したヒーロー。彼女との再会で、ヒーローには新たな道が開かれた気がします。彼女といることで色々な問題も解決してみんなハッピーエンドで良かったと思います。関連作もあるみたいなのでそちらも読みたくなりました。
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モニター
8年ぶりにエマと再会して以来、もう二度とエマを離さない、彼女の全てを受け止めると猛アピールするケイシーが一途でいい。彼に対してなかなか心を開けないエマに焦らされつつ、ローリー・フォスターらしい情熱的で優しい物語を楽しみました。ケイシーとエマを取り巻くハドソン家の人々も魅力的。ケイシーの叔父さん叔母さんたちのロマンスは、すでにハーレクイン文庫で発刊されているようなので、ぜひ読んでみたいです。
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モニター
初めてハーレクイン文庫を読んだのですが、好みのド真ん中でした。一途で不器用なエマとケイシーは、なかなか自分に素直になれないのですが、そこが可愛いかったです。胸キュンしました。主役の二人が素敵なのはもちろん脇役のおじさんたちも素敵です。みんなすごく優しくて、奥さんが大好き。可愛い(情熱的な)恋が沢山あって、飽きるということがないお話でした。キャラクターがすごく魅力的でおすすめです。ぜひ、読んでみてください。後悔しないです。
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モニター
私が読んだことのあるローリー・フォスターの作品の中では珍しく重い過去を持つヒロイン。驚きを感じましたが、やはりフォスター作品、いい意味でたくましいヒロインです。女性の意地悪を上手く切り返すたくましさ好きですね。そして、町の女性の憧れの的で成功をも手にしたヒーローが意外にも心が純情だったのが初々しく感じました。
彼女の作品はニューヨークタイムズやUSAトゥデイのベストセラーリストにたびたび登場。愛に対する確固たる信念をセクシーな作風と切れ味のいい文章で表現し、読者の支持を得ている。高校時代からの恋人と結婚し、3人の息子とともに米オハイオ州に住む。小説を書くのは大好きだが、一番大切なのは、どんなときも家族だと言う。