ハーレクイン文庫
社長令嬢のオードリーは、自分に自信がまったくない。だから不誠実な恋人に別れを告げたとたん相手が豹変し、“家柄しか取り柄のない退屈な女”と口汚く罵ってきたときも、ショックのあまり青ざめ、身を震わせるしかなかった。たしかに私は不器量だしつまらない女だけど、でも……。オードリーの前に一人の男が颯爽と現れたのは、そのときだ。容姿端麗で裕福そうな彼は、オードリーとの甘い関係を匂わせ、わめき立てる元恋人を見事なまでにやりこめてくれた。いったい、このセクシーな男性は誰? 本物の白馬の騎士?
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年10月01日
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- 著者
- ミランダ・リー
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- 訳者
- 響遼子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年09月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93474-1
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- 書籍番号
- HQB-474 (初版I-1227)
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モニター
社長令嬢だけれど一見するとパッとしないヒロインが、付き合っていた男性に侮辱されてるところをヒーローに助けられ、変わっていくというシンデレラ・ストーリーです。嫌な元彼や継母も出てきますが、そんなに強烈なキャラクターでもないので、安心して読めます。
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モニター
自分に自信がなく、自分は醜いと思い込んでいる主人公。突然現れた王子の愛の力で、一人の大人の女性に成長していく。でも、その王子は自分の中にある大きな愛の力に気付いていなくて……。二人の結末が気になって、一気に読んでしまいました。愛情表現が苦手な父や義母など登場人物たちが、愛を求めて葛藤している姿にジーンと胸が熱くなりました。
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モニター
自分に自信がもてないヒロインと、愛することを知らないヒーローの恋物語。自分の窮地を救ってくれた王子様に恋をしてしまうヒロインの気持ちが、手に取るようにわかって、読みながら共感してしまいました。すれ違いや勘違い、たくさんの障害を乗り越えて結ばれた二人の絆にとても感動しました。ぜひ、皆さんにも読んでいただきたい一冊です。
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モニター
最初から最後まで、まるで映画を見ているような感じで読むことができました。ハラハラせずに安心してエリオットの気持ちを把握しながら読んでいけるので、とても気持ち良く読み終わりました。自分にまったく自信をなくしているオードリーが、エリオットのアドバイスを素直に聞いていくうちに徐々に自分に自信を持てるようになっていく様子に共感できる部分が多かったように思います。オードリーが自分に自信を持つことで、内面的に素敵な女性になり、外見的にも素敵になっていくところがとてもよかったです。
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モニター
継母の嫉妬からの悪意の助言を素直に受け止めて、自分に自信がないオードリーは、彼女のナイト(王子)の出現で女性として成長していきます。元彼以外は、登場人物には皆本質的に悪人はいないお話です。話の展開も早く、私には一気に読める長さでした。
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モニター
冴えないオードリーが王子様に出会って自分に自信を持ち、華麗に変身していきます。その過程で王子様の傷も癒してしまうほど素直な性格に読んでいて癒されました。
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出てクラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして3人の娘に恵まれたが、家事をこなす合間に小説を書き始める。テンポのよいセクシーな描写を得意としている。趣味は幅広く、長編の物語を読むことからパズルを解くこと、そして賭事にまで及ぶ。