ハーレクイン文庫
旅行代理店を営むマンディに、ある朝1本の電話がかかる。相手は今をときめく実業界の大物であり、新聞の社交欄をつねに賑わすプレイボーイのコナーだった。彼は近々モロッコで開催予定のビジネス会議の手配を、すべてマンディに頼みたいというのだ。転がりこんできた幸運に興奮するマンディだったが、打ち合わせで初めてコナーと対面するや、不安にかられた。信じられないほどのハンサムな容姿と圧倒的な存在感──彼に同行して1週間も過ごすなんて、本当に私にできるの? 【今月の究極:恋のマッチメーカー】
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- 頁数
- 296頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年08月01日
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- 著者
- トレイシー・シンクレア
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- 訳者
- せとちやこ
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年07月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93460-4
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- 書籍番号
- HQB-460 (初版N-708)
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モニター
真剣な恋に対して臆病な面がある二人の恋の展開にハラハラしました。絵に描いたような美男美女、しかも思慮深い二人。すれ違いにヤキモキしつつも、いいところでのコナーの愛嬢ディーディーの活躍(?)に癒されました。面白かったです。
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モニター
お互いに惹かれ合っていても、ヒーローのコナーもヒロインのマンディも中盤までは慎重です。マンディはコナーのパブリック・イメージに捕らわれていて彼を信じられません。コナーはマンディに粉をかけたりするけれど、彼女を大事に思い、まず信頼を得たいと思って我慢(笑)しています。コナーの十二歳の娘ディーディーの起こす騒動が、そんな二人を近づけたり遠ざけたりするのに大活躍。傲慢で自己中なヒーローに嫌気がさした時にどうぞ。
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モニター
読み終わった後、幸せな気持ちに包まれました。マンディとコナーとの関係にドキドキしたり、やきもきしたりで一気に読み終わってしまいました。マンディとコナーはお互いに惹かれ合っているのに次の一歩が進まなかったり、お互い愛し合っているのに心がすれ違っていく様子には涙が出ました。でも、最後にはマンディとコナーの関係にコナーの娘のディーディーも大満足なことでしょう! 愛って素晴らしいなと思える1冊です。
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モニター
容姿端麗、恋愛経験豊富なはずの二人が本当の「愛」に戸惑い、お互いに正直になれない姿にヤキモキしつつも、続きが気になって一気に読んでしまいました。彼らの愛を温かく見守りつつ、後押ししてくれる周囲に励まされながら、お互いを見つめ合う二人に憧れを抱いてしまいました。とても爽やかで素敵な作品です。
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モニター
コナーとマンディ。一目惚れのようなのにお互いを気遣いすぎてなかなか前に進めない二人がもどかしかった。マンディは美人で容姿端麗にもかかわらず、純粋でとても可愛らしい女性で共感できます。コナーもビジネスではやり手でも娘の扱いに手こずるところが可愛らしい。モロッコでの会議開催という設定が世界を旅しているトレイシー・シンクレアらしいと思います。
シルエットで50作以上のロマンスを書き、ほかにも多くの雑誌や新聞に寄稿している。フォト・ジャーナリストをしていたおかげで、災難も含めて数々の冒険を体験できたという。世界中を旅して得られたさまざまな経験をロマンス小説の執筆に生かしている。