ハーレクイン文庫
アナにとって裕福なエリート銀行家リュークとの結婚生活は、まさに幸せそのものだった──夫の元愛人の影が射すまでは。不安が募り、耐えきれなくなったアナは逃げるように家を出た。数日間は平穏に過ぎたものの、9日目になって突然、いつも以上に尊大な態度のリュークがアナの目前に現れて告げた。「僕の妻には家に戻ってもらう。僕のベッドに」驚いたことに、夫はアナが妊娠していることを知っており、さらに彼女の父親が会社で不正を働いた事実まで調べあげていた。なんて卑劣なの! 妻を脅迫して思いどおりにしようだなんて。【約束の6月 ジューン・ブライド特集】
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年06月01日
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- 著者
- ヘレン・ビアンチン
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- 訳者
- 萩原ちさと
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年05月24日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93447-5
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- 書籍番号
- HQB-447 (初版R-1913)
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モニター
せつなく思いました。セリーンの執拗な仕打ちは、アナに対してひどいと思いました。リュークとアナが最後は、結ばれてとてもよかったです。とても読み応えがありよかったです。
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モニター
愛しているからこそ夫の元愛人の存在を知り、怒りと悲しみに満ちているヒロインのアナ。裕福で傲慢で、魅力に溢れているヒーローのリューク。愛と不信感が入り混じった二人の想いが交錯していて、なんとも歯がゆいことったら。夫婦なのに言葉が足りないのよ、この二人~と思いながら、あっという間の完読でした。まさに王道のロマンス小説ですね。
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モニター
「絶対的で永遠の愛。何物にも代えがたい愛。そんな愛を共有できたら、天にものぼる気分」そんな愛を求めるアナは、夫の元愛人の執拗な嫉妬に耐えかねて家を出る。本当は夫を愛しているのに。愛されたいのに。これは、裏切り、嫉妬、誤解の中で再確認する愛の物語。「愛」がたくさん。みんな本当は愛し合いたい人間。それが微妙に絡み合って歪んだのかな。ジューンブライドの季節、結婚や愛について思い巡らすのにおススメな1冊!
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モニター
ヒロインが、傲慢なヒーローに不信感を抱き、自分の気持ちに素直になれません。お互いに信じる心が大切だと思い、一気に読めました。ヘレン・ビアンチン大好きです。
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ぷー
言葉数の少ない、傲慢なヒーローに対し、思っていることを口にできないヒロイン。ヘレン・ビアンチンならではという情熱的で素敵な作品です。
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deiji
久しぶりに切ないストーリーを読み、胸が苦しくなりました。色々な出来事が起きても頑張るヒロインの強さに共感が持て、夢中で読みました。
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ローズ
ハラハラドキドキのドラマチックな物語です。最後は、苦労を乗り越えて落ち着くところに落ち着くのですが、最後まで一気に読まないと眠れません。ハッピーエンドで本当に良かった!!!!! 大変読み応えがあり、他の方にもおすすめしたいです。
ニュージーランド生まれ。ロマンス小説界でもっとも権威あるRITA賞に、2度もノミネートされた実力派。ドラマティックなストーリー展開で、長きにわたってロマンスファンを魅了しつづけている。