ハーレクイン文庫
母が再婚する――そう知らされてスーザンの胸に湧いた喜びは、 相手がスローンの父親とわかるなり、ショックに取ってかわった。 シドニー随一の富豪スローンとは結婚の約束をしていたが、 身分の違いを思い知らされ、先日彼女から別れを告げたばかり。 母はそんなことなど露知らず、ぜひともスローンと一緒に、 今週末にベダラ島で挙げる式に立ち合ってほしいと言う。 別れた事実を明かして母の幸せに水を差したくはない……。 思い悩む彼女に、スローンは意味ありげに目を光らせて提案した。 親たちの結婚式が終わるまでは、恋人同士のふりをしていようと。 【春を彩るフェア】
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年03月01日
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- 著者
- ヘレン・ビアンチン
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- 訳者
- 久坂翠
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年02月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93430-7
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- 書籍番号
- HQB-430 (初版R-1522)
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モニター
大富豪でセクシーなヒーローと恋人同士のヒロインが、彼のもとから去って3週間、孤独をかみしめていたところに、母がよりによってヒーローの父と結婚することに。彼と再会するヒロインが、一度は別れを覚悟したのにヒーローに惹きつけられ続ける気持ちに同調して、また惹かれあう二人のホットさにどきどきしながら一気読みしてしまいました。
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モニター
ヒロインに拒絶されながらも、諦めずにヒロインとよりを戻そうとするヒーロー!
かっこいいです。 -
モニター
身分違いを思い知らされて、愛するスローンから逃げてしまうスーザンが歯がゆいです。それを根気強く説得する、ヒーローのスローン。早くわかってよ!って、スーザンに言いたくなりました。こんなに一途に愛してもらえるスーザンが羨ましいです。
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モニター
序盤はヒロインのスーザンが意地になっているのか、ヒーローに執着している女から嫌がらせをうけている事をなかなか打ち明けないのでイライラしました。そんなヒロインを辛抱強く見守るヒーローが素敵でした。ラストシーンもロマンティックです。
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モニター
非の打ちどころがないように見える彼と別れ、苦しんでいるところへ、なんと彼の父と主人公の母が再婚することになり、事情を話していない両親の結婚式にカップルとして出席する二人。主人公が悲痛な面持ちで、結婚式に出席すべく、南海の島に降り立ちます。彼に執拗に迫る女性の影に悩み苦しみ、また彼との誤解から始まる心のすれ違いに翻弄されます。読みごたえがあります。
ニュージーランド生まれ。ロマンス小説界 でもっとも権威あるRITA賞に、2度もノミ ネートされた実力派。ドラマティックなス トーリー展開で、長きにわたってロマンス ファンを魅了しつづけている