愛するキモチ――ハーレクイン・チャリティ短編集

ハーレクイン文庫

来年が素敵な1年になりますように。この想いが、あの人のもとに届きますように。被災地の小さな命とママたちに贈る、クリスマス・プレゼント。

ティンカーベルの告白（著者：リン・グレアム）

勤務先の社長サンティーノにひそかに憧れているポピーは、勇気を振り絞って匿名のメッセージカードを贈り、愛を告白。ところが送り主を見抜いた社長秘書によって、社内パーティの場でネタにされてしまった! 恥ずかしさのあまり逃げ出したポピーを追ってきたのは、なんとサンティーノ本人だった。

天使たちのクリスマス（著者：エミリー・リチャーズ）

児童養護施設の院長をつとめるクロエは、悲しい生い立ちゆえ、愛や希望といったものをまるで信じていない。ましてやクリスマスに奇跡が起こるなど、ありえない話だと思っている。そんなクロエが出会ったのが建設会社を営むイーガン。イーガンはクロエのために、次々と“奇跡”を起こしてみせ……。

頁数

272頁／文庫判
発行日

2011年11月10日
定価

366円（税込)
ポイント

0pt
発送予定日

2011年11月01日（予定）
ISBN

978-4-596-92919-8
書籍番号

HQSP-19

著者紹介

リン・グレアム

作家プロフィールはこちら

北アイルランド出身。ハーレクインの作家の中でもトップクラスの人気を誇る。大学在学中、18歳で結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後に同じ男性と恋に落ちて再婚したという経歴を持つ。スリランカからの養子を含め5人の子供を育てている

エミリー・リチャーズ

作家プロフィールはこちら

ルイジアナ州ニューオーリンズ出身。カウンセリングの専門家として活躍したのち、最愛の人と結婚。膝の上で長男をあやしながら小説を書き始めた。古き良きアメリカ南部の魅力を存分に表現して高い人気を誇る。USAトゥデイのベストセラー作家。

編集者コメント

1988年の日本創刊以来、欧米発の恋愛小説をお届けしているハーレクイン社。多くの女性読者に支えられてきた私たちがこの困難のときにできることはないだろうか? そんな思いで始まったチャリティ企画が、形になりました。我が社を代表するヨーロッパとアメリカの人気作家による珠玉のラブストーリーを2編収録しています。

読者レビュー

Coo

2作品収録されています。チャリティ作品に選ばれただけあって、どちらの作品も、読後感が良かったです。私は『天使たちのクリスマス』のほうが気に入りました。児童養護施設の院長として働くクロエと、建設会社を運営しているイーガンの恋物語ですが、ヒロインもヒーローも優しい人で、心が温かくなるお話でした。クリスマスに起きた奇跡も素敵だったと思います。