ハーレクイン文庫
義務と結婚
母が勤めていた屋敷の御曹司で片思いの相手、ピアスが突然訪ねてきた。婚約を破棄されたらしく弱り果てた彼と、ナタリーは複雑な思いのなか一夜をともにしてしまう。
幼稚園教師として働くナタリーの家に、ある夜、十代の頃から恋い焦がれてきたピアスが不意に現れた。ピアスは、母が使用人として働いていた名家の御曹司で、どこかの美しい令嬢と婚約したばかりだ。彼がどうしてここに? しかも、なぜひどく憔悴しているの?問いただすと、ピアスは婚約を破棄されたのだと打ち明け、ナタリーは慰めたい一心で彼を家に泊め、愛を交わしてしまう。ただ一度の、忘れられない思い出で終わるはずだった――一カ月後、妊娠という現実が襲いかかってくるまでは。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2011年02月01日
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- 著者
- ケイト・ウォーカー
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- 訳者
- 春野ひろこ
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年01月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93354-6
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- 書籍番号
- HQB-354 (初版R-1510)
イングランド中部ノッティンガムシャーに生まれ、ブロンテ姉妹の生地ヨークシャーで育つ。ブロンテ姉妹の研究で修士号を取得したのち、児童館の司書を経て、息子の誕生を機に作家活動を開始した。以来20年近くにわたって活躍を続けるベテラン作家。