ハーレクイン文庫
無垢な公爵夫人
父が職場の銀行で横領を? 赦しを乞いにグレースが頭取の公爵ハビエルを訪ねると、1年間彼の妻になるならという条件を出された。彼女は純潔を捧げる覚悟を決めて…。
グレースは父が銀行の金を横領したと知り、衝撃を受ける。重病の母を救いたい一心で治療法を探し回っていた父は、やがて心を病んで、勤め先の金に手をつけてしまったのだ。こうなったら、銀行頭取の公爵ハビエルに赦しを乞うしかない。スペインの“獅子城”に向かったグレースを迎えた公爵は、背が高くて恐ろしく威圧的な、琥珀色の瞳の美しい男だった。「なんでもします。父を助けてください」そう懇願した彼女に、公爵は交換条件を出した――1年間、ぼくの妻になるなら、と!愛と、誇りと、純潔。すべてを捨てる覚悟で、グレースは頷いた。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2024年05月01日
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- 著者
- シャンテル・ショー
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- 訳者
- 森島小百合
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- 定価
- 760円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-77586-3
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- 書籍番号
- HQB-1231 (初版R-2307)
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- ミニシリーズ
- 珠玉の名作本棚
読者レビュー
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ロンドン育ちの英国人作家。少女の頃から頭の中でお話を作るのが大好きで、10代の頃にはミルズ&ブーン社のロマンスを読んでいた。20歳で結婚、第1子の誕生とともにケント州の海辺に移り、現在も在住。浜辺を歩きながら小説のキャラクターを考えるという。趣味はガーデニングや散歩で、チョコレートには目がない。6人の子供の母親でもある。