ハーレクイン文庫
記憶の扉が開いたら
事故に遭い、記憶を失ったナタリー。病室で心配そうに彼女を見つめるハンサムな男性デミアンは恋人だと告げるが、何も思い出せない。彼は本当に恋人なの?
叫び声がはじけ、路面をこするタイヤの音が響いた。そして一瞬の衝撃後、ナタリーは何もわからなくなった。やがて目を開けると、彼女は病院のベッドにいた。名前は覚えているが、名字は思い出せず、そばにいる心配そうなハンサムな男性が誰なのかもわからない。訝しむナタリーに、彼は恋人のデミアンだと名乗った。さらに彼は苦しげな表情で衝撃の事実を告げた。「ぼくたちはまだ結ばれていない。きみが結婚していたから」記憶がかすかに揺れた。いったいどういうことなの?
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2020年12月15日
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- 著者
- エマ・ダーシー
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- 訳者
- 古沢絵里
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年11月26日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-41391-8
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- 書籍番号
- HQSP-251 (初版I-1052)
読者レビュー
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フランス語と英語の教師を経て、コンピューター・プログラマーに転職。ものを作り出すことへの欲求は、油絵や陶芸、建築デザイン、自宅のインテリアに向けられた。また、人と人とのつながりに興味を持っていたことから、ロマンス小説の世界に楽しみを見いだすようになり、それが登場人物たちを個性的に描く独特の作風を生み出すもとになった。