ハーレクイン文庫
幸せに続く道
未婚の母となって家を追い出されたケイトは、娘とともに11年ぶりに帰郷する。待ち受けていたのは、娘がいるとは知るよしもない
サイラスとの再会だった。
ロンドンで教師をしているケイトは故郷に向かっていた。傍らにいる最愛の娘は目的地に着くのが待ちきれない様子だ。18歳のとき、私も娘のように旅の終わりを切望していた。愛する人に裏切られ、身ごもっていることを告げられぬまま、ひとりぼっちで故郷をあとにしたときのことだ。今回の帰郷は、そのとき以来こじれてしまった両親との関係を修復するためのもの。しかし、そこで待っていたのは年老いた両親だけでなく、娘と同じ黒髪を持つサイラスとの11年ぶりの再会だった。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2020年10月15日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 永幡みちこ
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年09月30日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-41381-9
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- 書籍番号
- HQSP-241 (初版R-723)
読者レビュー
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1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。